大智禅師偈

幸作福田衣下身  幸に福田衣下の身と作り
乾坤贏得一閑人  乾坤贏ち得たり一閑人
有縁即住無縁去  縁有れば即ち住し縁無くんば去る
一任清風送白雲  清風の白雲を送るに一任す

※ 「贏」の字は、あまる・になう・もうける・勝ちなどの意。

幸いに福田衣下(ふくでんえか)の身(み)と作(な)りて
乾坤(けんこん)贏(か)ち得(え)たり一閑人(いっかんじん)
縁あれば即ち住(じゅう)し 縁なくんば去る
清風(せいふう)の白雲(はくうん)を送るに一任(いちにん)す
清風白雲を送る

■ 大智禅師発願文(だいちぜんじほつがんもん)

願わくは、我れ此の父母所生(ぶもしょしょう)の身を以て、三宝(さんぼう)の願海に回向し、一動一静(いちどういちじょう)、法式(ほっしき)に違(い)せず、今身より仏身に至るまで、その中間(ちゅうげん)に於て、生生世世出生入死、仏法を離れず、在在処処、広く衆生を渡して疲厭(ひえん)を生ぜず、或は剣樹刀山(けんじゅとうざん)の上、或はかく湯炉炭(かくとうろたん)のうち、唯これ正法眼蔵を以て重坦(じゅうたん)と為して、随処に主宰とならん、伏して願わくは、三宝証明(しょうみょう)、仏祖護念。
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大智禅師発願文 – 一顆明珠(住職の記録)
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大智禅師発願文 – ノーブーを吹き抜ける風