文章のリズムと内容 美文、名文

何年か前に書いてた文章のお蔵出しです。

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良い文章とは、まず読むに分かりやすい(通じやすい)文章であると思います。

それは、つまり、作者(書いた人)の言いたい・伝えたいことが、読者(読んでいる人)に誤解無く、速やかに届く、悩まないで理解できる文章であり、
そして、それプラス、使われている漢字・ことば自体の趣味の良さ、リズムの美しさ、流れの自然さ、論理展開の明快さ、句読点の数・位置の適切さ、漢字とひらがなのバランス・配分の良さ、などが感じられるとき、人はそれに心地良さを感じ、美文・名文と呼ぶのでしょう。

「あまり厳密な話ではないのですが、私は文章のもつリズムを整える、強調する、あるいは損なわないように句点を打ちます。
日本語には波がうねるようなリズムがありますね。
英語の飛び跳ねるようなリズムとは対照的なものです。
このリズムを生かした文章は読んでいて心地よいものです。
そのリズムにメリハリをつけるものが句点である、と私は考えています。
書いた文章を音読してみて、美しい旋律が奏でられるように、ひとつひとつ句点を打っていきます。
音楽での休符のようなものですかね。」

これは、あるサイトで、「良い文章とは?」と云うテーマでのやり取りのなかで目にした文章ですが、この文章自体が、句読点の上手な使い方と心地良いリズムを体現している文章で、読んでいて、論旨を理解する際の楽さ(分かり易さ)と、何か独特の清涼感(涼やかな風に吹かれているような、あるいは心地良い音楽を聴いているときのような)が身体を(頭を)通り抜けるのを感じます。

少しずつでも、まねび、身につけたい文章です。

「シンプルで分かりやすい、かつ美しさを持った文章」

私が、「良い文章を書くと云うのは、何と難しいことかな~」「自分は、なんと文章が書けない人間なのかな~」と、初めて強く感じたのは、十年以上前に「クリシュナムルティ読解」を作っていたときでした。
そして、同時に「もっと美しい、分かりやすい、論理的に明快な文章を書けるようになりたい」と望んだものでした。

その気持ちは今も続いていて、文章を書いていて悩むことは多いです。

* これは、ウェブサイトのデザインも同じで、良いデザインとは、まず第一に、読んで分かりやすい― 初めての訪問者が、そのサイトの商品が何で、どういう特徴、値段、利点を持っているのかが速やかに分かる― のが良いデザインで、その理解を助けるために配色や画像があると考えます。

なので、文章主体のサイトの場合、文字の大きさや文字間隔の設定は、非常に重要だと思います。