臨済の四料簡(揀)

先日、頂き物の実験器具で、ハーディングの「頭の無い」実験をやってみました。
その際に、この中国禅の法理(理論)の面白さを、はじめて理解しました。
やはり、昔の人(祖師)は偉大です。

臨済の四料簡(揀)

禅の日常は、「奪人不奪境」の感覚が強く、

ヴィパッサナーをやり込んだ人は、「奪境不奪人」の感覚が勝るでしょう。

「人境倶奪」、全てを奪い(奪われ)、絶し、

「人境倶不奪」全てを在らしめる、許す、容認す。

雨は降る薪は濡れる日は暮れる赤子の泣くに瘡の痒さよ

※ かさ【瘡】
  #皮膚病の総称。できもの。今昔物語集29「身にあしき―の出でたりければ」
  #梅毒(ばいどく)の俗称。守貞漫稿「夜鷹の―にて思ひいづることあり」

この四つが自由に流れれば、一番素敵でしょう。
一つの境位に留まることなく。

臨済和尚と『臨済録』