クリシュナムルティ 『恐怖なしに生きる』より

瞑想は意思の限界を打ち破る。
それは、思考と思考が喚起する感情のメカニズムをばらばらにする。
ただし、報酬や、約束がらみや体系に囚われた瞑想はエネルギーを損なうし、また弱めもする。
瞑想とはありあまるエネルギーの解放のことであり、
支配や規律は、そんなエネルギーの純粋さを壊してしまう。
瞑想とは、灰すらも残さずに激しく燃え上がる炎のようなもの。
言葉や感情や思考は燃えたあとにいつも灰を残す。
その灰の上で暮らすというのが、この世の常なのだ。

瞑想は何もかも破壊するゆえ危険なもの。
何ひとつ、かすかな欲望の囁きさえ残さない。
そしてこの広漠とした、計り知れない空の中に創造と愛がある。