事実のみ

問題はなく、事実だけがある。
答えはなく、問いの熄む地点だけがある。
あらゆる問題が気づきによって無効化され、
そこに残るのは事実のみとなる。
それはどの瞬間においても完全で完結しており、
別の状態としての未来を必要としない。