震災のパノラマ写真

テレビの無い環境で暮らしている私のようなものにとっては、このようなパノラマの大画面写真(→リンク切れ 東日本大震災 – パノラマ写真館 – MSN産経フォト)が、いま起こっていることのリアリティ(現実感・真実味)を僅かながらでも与えてくれます。

私は実はスクラップ屋(解体屋)の息子でして、小学生の頃から休みの日には家の仕事をバイトで手伝っていました。

なので、自動車や建物の解体とか、倒産した鉄工所の後片付け・解体とか、そういう泥まみれ、埃まみれになってやる仕事は、得意な作業の一つなのですが、いま「【東日本大震災パノラマ Vol.55】原発から20キロ、防護服での捜索続く」を見て、憂鬱になりました。
もし、そのうち重機が来てくれて、大まかな作業をして行ってくれたとしても、これは気が遠くなるような作業です。
本当に『泥流地帯』を思い出します。

この泥と瓦礫の量と重さが、一人ひとりの被災者(この土地の持ち主)の、恐れと怒り、絶望、悲しみの、内に溜められた感情の量と重さなのでしょう。
そして、それが、この一月で溜まった、身体の、体中の、傷と痛みと疲れの、量と重さなのでしょう。