妄想を生きたとき、妄想は終わる

苦しみと共に喜んで生きること、これが悟りであり、解脱である。

そのためには、妄想をなくそうなどと思ってはならない。

妄想とは、満たされない欲求の訴えなのである。

つまり「愛してください」といっているのだ。

妄想を悪として排除するのではなく、妄想を愛すること、妄想をいたわること、妄想が湧いてきたことに感謝すること、「辛かったでしょう。さあ、私の家にきなさい。一緒に食事をしましょう。痛いならさすってあげましょう。好きなだけ滞在してもいいんですよ」といって妄想を受け入れること。

これが真の「瞑想」である。

そうして、いっさいの打算も取引もなく生きたとき、初めて妄想は消える。
訓練によってではない。

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