10日間内観研修の感想

この方は、訳有って、知り合いの方からの紹介で、急遽研修に来られました。(霊基)


内観については、全く何も知らない状態で屋久島に来ました。

やってみれば何か少しは変わるのではないか、とにかく行くだけ行ってみよう― そんな気持ちでした。

最初は、自分の履歴を思い出しながら追っていても、何も内側から湧いてくるものはなく、何で、こんな事しないといけないのかと、バイトの面接を受けているような感覚でした。

それを、母親に対して「してもらったこと」「お返ししたこと」「迷惑をかけたこと」と云う視点で見つめていくと、少しずつ、何があったかが思い出され、そのときの感情が甦ってきました。

「何と、母親にして貰っていることが多いことか」「何と、母親に何もお返ししていなかったか」が分かり、唖然としました。

自分は、素直で、イイ子だと思っていたのが逆転し、申し訳ない思いが迫ってきました。

今までの出来事には、自分の感情がからまっており、その感情と事実とを対照化するのは難しかった。
どうしても今までの思考パターンが邪魔する、言い訳する。

振り返ってみると、その時々の波はありましたが、事実だけを見ることに集中できた時、「ああ、これが本当だったのか」という感情に気づきました。

丁寧に、区切った時間を調べ、行動を細分化してどんどん調べていくと、「何も無駄はなく、丁寧に、意識的に生けていけば、後悔することはない」と思いました。

食事も、とても重要だと思いました。

早食いで、普段は五分位で食べ終わる私が、三十分もかけて食事をすることで、日常の普段の動作も丁寧になったように思います。
そして、食材の一つ一つが、より一層、美味しく感じられました。

このまま、ふっと日常に帰ってしまうのは残念ですが、日々の内観を続け、もっと気づきを深めていきたいです。