食事療法に関して注意すべきこと

どこで見つけたのか忘れた文章なのですが、ここに書かれていることは、食事療法に取り組む際に、とても大切な気をつけるべきことだと思い、紹介してみます。

「すべての人」「すべての症状に」「絶対的に良い(効く)」と謳う療法は、まず怪しい、と考えるべきだと認識しております。

「良い悪い・正しい間違い」の判断は、常に「今の」「私の心身にとって」と云う限定つきでしか言えず、その見極めは、常に、理屈・理論・世間の噂・人の意見・体験談ではなく、「自身の体の声(それに耳を傾け、それを繊細に識別できる感受性)」によってでなくてはならない、と思います。

また、食事に関しては、瞑想法など以上に、合う合わないの個人差が大きいと感じております。
一般論は、あまり役に立たないようです。

以下、─引用開始─

実は、以前に友人に勧められ甲田博士という医師が提唱なさっていた『一日2食(プチ半日断食)』という食事法を1年半ほど続けました。
私は子供の頃から"痩せの大食い"で、体重計に乗ったことなど無く、太るなどまったく縁どおい体質でした。
ところが「健康のために」と始めた、この「一日2食」を始めた半年後くらいから急に太り始めました。
一日中食べ物のことが頭から離れないほど、食事内容と量を節制しても、それでも太る。。という最悪の状態に陥りました。
体重増加だけではなく、午前中はまったく頭が働かない、精神的にもノイローゼに近い状態でした。1年半、苦しみ抜いて、やっと『もう、やるだけやった。。やめよう、自分には向いていない』と思って、罪悪感いっぱいでしたが、1日3食に戻したところ、あっと言う間に、あれほど苦しんだ体重、体調、精神状態のすべてが改善方向に向かいました。
それでも、あの恐怖の一年半の経験が、すっかりトラウマになってしまって、いまだに軌道修正中です・・。

前置きがとても長くなってしまいましたが、ここで皆さんもおっしゃっているように、食事法や健康法には、向き・不向きが絶対にある、ということです。
顔形や皮膚、骨格が十人十色であるように、必ず内臓だってそれぞれ違うはずですよね?AさんやB先生にとって素晴らしい食事法が、Cさんにとって必ずしもベストとは限らない。
それどころか、「最悪」であったり、ともすれば「危険」である場合もありうるわけです。

医者よりも、健康本よりも、誰よりも自分の身体は、自分が一番良く知っています。
「良い、良い」と力説する本や人に振り回されず、自分が「妙だ、おかしい、合わない」と思ったら、その声を最優先に聞いてあげて下さい。
そして、テキストブックどおりではなく、自分用カスタマイズで、自分に一番合った食事法を見つけ出していくのが最善かと思います。

─引用終了─