内観研修の感想 25歳男性

内観をやって気がつけたのは、過去に対する見方が変わり、決して人のせいではない己の人生のダメさ、情けなさを自覚できたことです。

両親と祖父母について調べましたが、強い感謝や謝罪の気持ちというのは最後まで、それほどは出ませんでした。
それでも以前よりは、してもらった事や迷惑をかけた事を思い出せて、感じ方は変わりました。
やはり心の奥で自分勝手な思いが残ってるのだろうと思います。

「嘘と盗み」については、嘘というのは直接的に人を騙すものという感じを持っていましたが、まあそれだけでもかなりの嘘を人についていました。

小学生の頃から父親にあれをしろ、これをしろとよく言われてて、そのことで父を恨んでいましたが、それまではそこの所しか頭になく、親ならそんなに価値観を押し付けるな、と考えていました。

しかし自分はどうであったかというと、親に叱られたくない、よく思われたいという気持ちがあって、やれと言われても、やりたくないという正直な気持ちを全く伝えず、ただふてくされた態度をとっていただけでした。

こういうのも嘘になるのかと考えていたら、だんだん頭が混乱してきて、面接の際に、それを尋ねると、「自分の中の、紛れも無い『真実』であること以外はそうなる(嘘であることになる)でしょう」と言われ、ということは、自分は親だろうが友人だろうが、誰であろうと本心とは違う態度をとってしまうが、それは人からよく思われたいからで、全ての人間に嘘をついていました。

いろんな人に合わせていろんな演技をしていました。
自分自身にも嘘をつき続けていました。
将来の不安や自己嫌悪が高じたときに出てくる過呼吸的な症状や、自分の都合の悪いこと等を全て親のせいにしていました。

内観をして、恥ずかしくなるような己の情けなさに少し気づけましたが、もう全く嘘はつかないということはできそうにありません。

ただ都合の悪いことが起きたり、嘘をつかれても、自分もしてきた、しているので、人をせめず、人のせいにすることはしないようにしていきたいです。