7日間 内観コース体験記 30代前半 女性

宮島研修所、最後の研修となりました方から、さきほど体験記が届きました。
お許しを頂けたので、紹介したいと思います。

非常に褒めて下さっていて、嬉しさと共に気恥ずかしさもあるのですが、そのまま掲載させて頂きます。 (霊基)

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8月の研修では大変お世話になりました。

内観修行の感想、遅くなりまして申し訳ありませんでした。

先生のおっしゃっておられた通り、日常に戻れば、あっという間に時間が過ぎ、修行が終わったあとすぐ下書きをしておいて良かったです。

いま思うと何を悩んでいたのだろうと、体験記を書くほどではない話と、振り返り恥ずかしく思いますが、私のように内観で救われ、幸せに気がつく人が一人でも増えてくれたらと思い、書かせて頂きます。

内観をしたあとは、人生に感謝して前向きな気持ちになって、私は幸せに満ちています。

気持ちも前向きになったおかげで、毎日が楽しく、仕事も良い方向へと向かうことができております。

霊基先生と出逢え、素敵な宮島で内観ができたことは、私の人生経験の中で本当に貴重な体験となり、感謝しております。

修行がいい方向へといくよう私を導いて下さり、玄米菜食で小麦粉と砂糖を無しにしてほしいという我がままな要望にも応えて頂き、毎回愛情こもったおいしいご飯と、快適に過ごせるよう生活のサポートをして下さいまして、本当に本当にありがとうございました。

内観を通して自分を客観的に見ることができるようになりました。

内観することで、全ての人が平和になり、今ある幸せに気づくことができるのではないかと思います。

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『 7日間 内観コース体験記 』

人生で一度は「内観」をしたほうがいい、との姉のすすめで夏休みを使い7日間内観修行をすることを決めました。

私は、20代後半の頃、外的にも内的にも色々なトラブルが重なりニキビだらけの醜い顔となりました。

これまで、皮膚科や漢方や食事療法や様々なことを試してみましたが、根本的に改善せず、一時的にはよくなることはあってもまた酷くなったり、と繰り返していました。

自分に自信がなくなり、自分が嫌いになり、笑顔になることが辛くなり、仕事もミスが続いたり、家族にも迷惑かけたりと、自分の存在意味はあるのだろうかと、私は何のために生まれてきたのだろうと思っていました。

心が不安定になり、夜は顔中が痛くて痒くて眠れない日々が続いていました。

33歳になる前に、なんとか自分を変えたいと、内観したら何か光が見えるのではないかと、修行することにしました。

そして、内観できる所を自分でも調べ、こちらの研修所(アウェアネスリトリートセンター)が目に留まりました。

姉が内観した所は、他の方もいて声も聞こえたと言っており、部屋に籠るような印象で7日間耐えられるか、他もないかなと探してみました。

こちらのリトリートは贅沢にも一人限定で、自然の中で修行ができるという私にとって心惹かれる内容で、先生の考え方や言葉に共感し、直感でここで内観したいと申し込みをさせて頂きました。

自然は好きなのですが、虫が苦手で不安でした。
しかし、寝るところに虫が入らないよう蚊帳を張って下さっているテントのなかで、毎日、快適に寝むることができました。

修行中は断食と玄米菜食で、身体が軽く頭もスッキリし、夜もぐっすり眠ることができました。

雨の日や鹿の声に驚いた時もありましたが、段々と慣れて、大自然に包まれる優しい感覚となり、心が安定しストレスなく、布団も柔らか、毎日熟睡でした。

内観は先入観なく一生懸命に時間いっぱいやれば大丈夫、と先生に言われたので、その言葉を信じ、時間いっぱいになるまで過去の記憶と自分と向き合いました。

家族と自分とを内観をしていくと、私は「して頂いたこと」「申し訳なく思うこと・迷惑をかけたこと」ばかりで、「して返したこと」はないことに気がつきました。

自分が今までご飯を食べて普通に生活して生きてこられたのも、母や周りのおかげで、当たり前に思っていたことがすごいことなのだ、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私が生まれてからこれまでにかけてもらったお金を計算して、その額に驚きました。

私が一生をかけても、独りで育ててくれた母に対して「して返せない」ということに気がつきました。

命懸けで生み育ててくれ、守り続けてくれていたことに気がつきました。

私の命があるのは母の命があるから。
そして母がいてくれるのは、私が生まれる前に亡くなってしまった祖母がいたから…
と、全ての命は誰かの命で繋がっているのだと、命の尊さに気がつきました。

私は一人で生きてこれた訳ではなく、命懸けで育ててもらえたから今生きているんだと実感でき、自分がこれほどまでに愛されて幸せに生かして頂いたことに気がつきました。

今までは、自分の人生、自分の命だから、と、自分だけのこと、自分だけの幸せばかり考えてました。

そして、幸せを外に求めていて、内にある幸せに気がついてませんでした。

でも本当の幸せは、もうすでに内にあったんだということに気がつきました。

家があり、ご飯を食べて、家族がいて、好きなこと、仕事ができて… 自分はなんて幸せ者なんだろうと思いました。

ご飯を食べるときも、感謝をする大切さを「食事瞑想」で気づかされました。

全ての食べ物は、何かの命を頂いていたり、誰かの手と想いが込められていてるのだと有り難く感じ、一層美味しく感じました。

今を噛みしめて感謝して食べていけば、少しの量でも満足できるし、幸せな気持ちに包まれていきました。

そうすれば、量より質を自然と意思できるようになり、食べたいものも身体に優しくいいものを食べたくなります。

今までは沢山食べる幸せばかりを考えてましたが、それだと噛みしめてないので、満足感が得られず、もっともっと食べたくなりました。

でも噛みしめて、感謝しながら、集中しながら食べることで、自然と少ない量でも満足することができて幸せな気持ちに包まれていきました。

全てのことは、今に集中すること、今を大切にすること、今を幸せに思うことで、自分が落ち着き、整っていくのだと思いました。

今ここにある幸せを大切にすればいいのだと。

私は生きているだけで、もうすでに幸せなんだと気がつき、世界が自分のまわりが輝いて見えてきました。

ただここにいるだけで、今生きているだけで、幸せに感じる。

生きる喜びを感じました。

内観をする前は、
まわりが結婚して子供を生んで幸せになって、どうして私は幸せになれないんだろうとか、ニキビのせいでなにもかもうまくいかないと思ってしまったり、自分は不幸なんだと自分を追い込んでしまってました。

でも内観してからは、生きていること、誰かの命をもらって生かして頂いていることに、本当に感謝することができました。

今を、このときを大切に大切に幸せに生きていられることができたら、先の不安が全て消える訳ではないけれど幸せなんだと思いました。

「食べる瞑想」や「歩く瞑想」も教えて頂き、瞑想していくと今ここに集中して、今に集中していくとネガティブな感情や不安は自然と考えなくなります。

今ここに集中して、今生きていることを感謝する、ただそれだけで、心は落ち着いていくことが分かりました。

これからの人生は、自分一人の人生ではなく、誰かからずっとずっと頂き命のリレー。 大切に大切に生きていきたいと心から思いました。

私が生まれるちょうど一年前に亡くなってしまった祖母。
私は祖母の生まれ変わりとして生まれてきたのかもしれません。

内観中、客観的に遠くから自分を見つめていくうちに、祖母に見守ってもらって宮島に内観に導いてくれて、気がつかせてくれたような気がしました。

心が調えることができたお陰様で、今の私はニキビはあるものの顔の痛みと痒みがなくなりました。

毎日に感謝でき、家族との関係も良好で、仕事も楽しく、幸せに眠ることができております。

心と体はつながっている。
心が調えば、肌も身体もきれいになっていくのではないかと思います。

人生は修行で、楽して本当の幸せは掴めないと思いました。

内観で気がついたことを忘れず、地に足をつけ、自分を磨き、心を綺麗に、毎日に感謝して、自分のペースでじっくり味わって生きていきたいと思います。

沢山のことを学ばせて頂き、本当に本当にありがとうございました。

先生の研修とおもてなしと心構えは、人間としても本当に尊敬しました。

常にご自分も磨き高められ、相手の気持ちを考えて下さり、私も先生のようになりたいと心から思いました。

宮島の道場をお休みされご自身の修行と思っていたところ、私に修行させて下さりありがとうございました。

帰りも、宮島の厳島神社まで、海路(船で)送って下さったこと、一生忘れません。

宮島に行けて先生の所で修行ができ幸せでした。

また、是非研修をお願いしたいです。

出逢えたことに、心から感謝しております。

ありがとうございました。