ダンテス・ダイジの詩

私には、詩と云うものが、どうも良く分からない、と昔から感じてきました。
「この人は、有名な詩人なんだよ」とか、「この詩、とても素晴らしいでしょう」とか云われて、目を通してみたことはあるのですが、それに本当に素晴らしいと心打ち震わせた経験はまったく無く、「どうも、自分は、詩と云うものに対しての感受性が無いらしい」「どうも、自分には詩と云うものが理解できないらしい」と感じてきました。
ダンテス・ダイジと云う人がいます。
それほど世間で広く知られている人ではないけれど、一部の人の間では伝説的で、私は、確か18歳の頃、この道に入るか入らないかの時期に、たまたま一冊読んだことがあり、なんだか心に残る人でした。
この人が説く修行法も試したことなく、今では、ほんの時々、思い出して、本を捲ると云うに過ぎない存在ですが、なぜ、今日、書いてみようかと思ったのかと云うと、この人の書く詩に対して、です。
詩って何なのか、何がいい詩なのかは、私にはぜんぜん分からないけども、この人の書く言葉には、心が反応します。
なんたる、おそるべき言葉(詩)!と、驚異をもって。
ダンテス・ダイジ