3つのコースに共通する、基礎的部分の説明。
(実際の研修においては、まず、設備の説明から始まる→トイレ、飲水、洗面・歯磨き、タオル、窓の開け閉め、虫、野生動物との接し方、自身の安全確保、など。)
・マイナスの条件から、プラスの経験・洞察を生み出す心構え・向き合い方。それは、設備面においても。
マイナスの条件をプラスの経験に転ずる。
・情報の遮断(遮断療法) デジタルデトックス
放っておけば、外に向くように(進化の歴史のなかで、生物的に設定されている)意識を、色々な環境設定を使って、無理やり「内向き」にさせる工夫。
約束事
1 (私の側の)保守義務について
・途中でやめない誓いについて
→開腹手術のたとえ。 途中でやめたくなることは想定内
● 研修(修行)を成功させるための基本的な条件
◆ 身体的な条件 (フィジカル・コンディション)
・睡眠
・食と断食
・姿勢(体の歪み)
1 睡眠(前半は睡眠最優先)
● 眠いとき、眠りに落ちるときは「魔の時間」
・夢の中でも瞑想・内観してるよう。
・ギリギリまで瞑想・内観するよう潜在意識に届くよう深く決意する。
・夢も雑念
前半2~3日は、睡眠を最優先すること
2 食事(断食)
食事の内容・回数、量、タイミング、食べ方、など。
● 断食の説明
冬眠反応・2~3日の切り替え時間 緊急モード リミッターカット
当研修所での断食の狙い・目的
3 姿勢(痛み・体幹の歪み)
・内観に適した姿勢 瞑想との違い 胎児姿勢
・耳栓(外的刺激を遮断する)
・体の痛みを避ける
総じて言えることは頭の声ではなく、身体の声を聞ける感受性を育てる・引き出す。
なので、時計を見ない、体のリズムを信じる(食事の量・睡眠など全てにおいて)
◆ 心理的な条件(メンタル・コンディション)
心理的な条件
・具体的な緊急の心掛かりを片付けておくこと
・目的意識
・理解・信(澄信・明晰な知的理解を伴っての納得・確信)(テクニック・指導者に対しての)
1 問題意識・目的意識・モチベーションの明確さ・強さ
否定的なもの(苦しみから)と肯定的なもの(知的好奇心・能力開発的なもの・お金と時間のもと取ろう、というもの)がある。
2 信 方法論を知的に正確に理解し、それに正確に従うこと(正しく方法を行うこと)
・指導者と修行法に対する最低限の信頼感は必要。
3 嘘をつかないこと ごまかしのないこと、真実を語ること
1 指導者に気を使っての嘘
2 自分をよく見せるための嘘
3 自分自身を騙すための嘘(自己イメージ防衛的な無自覚のズラシ)
内観とは、自分の中の真実を調べ(見つめ・明らかにし)、
それを、そのままに(正当化も脚色もなしに)語る・伝える・話す、と云う営み。
自分にとって、その、どの部分をとっても嘘がないか、真実か、ということ。
● 身体の断食、意識の断食。
・身体の栄養→食物
・意識の栄養→雑念。思考・イメージ
禁断症状が出るのは、特に初めの2,3日。アルコール依存症のリハビリと同じ、
思考中毒。依存症のリハビリのつもりで、とにかく雑念しない。
・食について (食と断食)