オススメです。
ブログ 『日々、刻々、流れるもの』
内観研修体験記
先月末に研修を受けて下さった方のブログです。
研修のことに触れて下さっていますので紹介してみます。
さきほど、これを読んでの私の反応は…
「げっ! 写真撮っているのなら、もっと盛り付け考えとけば良かった。しまった」と云うものでした。
でも、研修の感じがよく分かる、良い文章だと思いました。
お土産に、沢山の天然酵母パンやお菓子をいただきましたが、どれも非常に美味しく、夏の研修では、そのいただき物(冷凍保存しておいたもの)を使わさせていただきます。
研修の方、お楽しみに。
文中、「見調べ」は、→「身調べ」です。
この記事から始まります。
今から、飛行機にのります。
http://paomama.exblog.jp/13152665/
パオのパン生活
http://paomama.exblog.jp/page/2/
ひかる人 八木重吉
私をぬぐうてしまい
そこのとこへひかるような人をたたせたい
世界はうつくしいと
『あなたの人生の物語』 テッド・チャン
評価の高さに興味を持ち読んでみましたが、確かに秀でた作品集でした。
『あなたの人生の物語』 (ハヤカワ文庫SF) テッド・チャン
粒ぞろいの短編集でしたが、特に感心したのは「地獄とは神の不在なり」、あと「顔の美醜について」でした。
読むときの楽しみのことを考えて、内容には触れませんが、(お決まりのセリフですが)このブログを面白いと思って読んで下さっている方には、かなり面白く感じられると思います。
基本にあるアイデアが秀逸なのと、それを具体的な構成に落とす手法が優れています。
一行として無駄のない話運びは見事としか言えません。
テッド・チャン – Wikipedia
テッド・チャン インタビュー [2010.07] “On Writing” : 族長の初夏
末期の修行
民間療法に走った人が気の毒なのは、「死の受容」という、一人の人間にとって最も重要な人生末期の精神的成長の機会を奪われてしまう、という点だ。
人間は、いつかは必ず死ぬのであり、正統な治療のすべてを尽くして治療の見込みがなくなったときは、死が遠くないことを悟る重要な契機となる。(略)
民間療法に頼って、偽の希望を抱いて人々は、この大事な期間を持つことなく死に直面する。
死んでいく本人も締めくくりのない最後になり、残される家族も別れの挨拶をしなかった、と云う思いを残すことが多い。
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『良く死ぬことは、良く生きることだ』 千葉敦子著より