半日ボディワークコース 30代女性

研修については、実はどんなものかよくわからずに受けたのですが、あの時の私に本当に必要だったみたいです。

あんな風に、丁寧にゆっくりと体の細部に意識を向けることなんて、今まで一度もしたことはなかったので、最初は、何を感じとれるのか、何に気づけるのか、感じれなかったらどうしようとか、あれこれ考えてしまっていました。

霊基さんの誘導のままに体に意識を向けていくと、体の輪郭線が少しずつなくなっていくような感覚になりました。
そして、だんだん背骨だけ、さらには体が薄くなっていく、そんな感覚で、自分が体の中にいるのか、どこにいるのか、でもそれもどうでもいいような・・・手離すことの解放感のような。

そして霊基さんのいう「地獄の苦しみのような」あれ(膝地獄のアレンジ版)は、ホントに苦しかったです。

「痛みを受け入れる」という、自分にない初めての発想を頑張って試みました。(うまく受け入れられませんでしたが)終わって体に意識を向けたとき、ふと今まで痛みを排除してきて、かわいそうだった・・・と思ったら、じんわり涙が出てしまいました。
そこから、自分でも理由のわからない涙がこみあげて困惑してしまいました。
いつも閉じていると言われるハートが開いたんですね。
それが、本当にうれしかったです。

研修が終わって、長い間忘れていた、体の感覚、位置、バランス、が戻ったのか、ちょっと前の自分の体と同じとは思えないくらい、生まれ変わったみたいに(笑)。
とても気持ちよかったです!

結局、生理痛もまったくなく(いつも痛みます)、爽快に旅を終えました。

今もまだ、思いを向けると感覚が戻ってきます。
痛かったはずなのに、なぜかうっとりしてしまうんです。
不思議ですね。

それでは。。。
海も星もあんなに近かったのに、今は遠くなってしまって淋しいです。
ときどき、屋久島をのぞかせてくださいね。