書道、事始め

近いうちに、(筆で)字を書かないといけない立場になりそうな予感があり、かつ、自分の字の下手さ・汚さに、強烈な苦手意識を抱えており、と云う現状のなかで、遂に、、嫌々ながらですが書の練習を始めることを決意しました。

まずは書道に関する興味・関心・モチベーションを高めることから始めよう、更には、カッコイイ字を書くことに対する憧れの如きものを生み出せたら、と同時に、最小の時間と努力で、最大の効果を出せるミラクルで合理的な書道学習理論は存在しないものか、などとの思いで、ここのところ、近くの図書館に収蔵されている書道入門の類をすべて借り出し、目を通しておりました。

そのなかで、石川九楊さんの『臨書入門』というのを読んでいて、ビビッときたと云うか、「これって、これまで自分が取り組んできた、修行とか稽古とかと、全く同じ話(の構造)なんではなかろうか」と、ある種の既視感に見舞われた辺りから徐々に興味が湧いてきて、その指示に従って、見るべき古典を眺めているうちに、なんだか面白くなってきました。
実際に学習を始めるのは、蕨の旅から戻ってきてからになりますが、これから始まる「五十の手習い」を、楽しみながら、そして多分、苦しみながら、進めていくことになるだろう、と思います。

スラックライン導入

ボディワーク・瞑想の新たな切り口として、スラックライン(Gibbon JIB LINE)を導入してみます。

これまでとまた違った観点から、すべてを再認識-再構成(再統合)する良い触媒になるのではないか、と期待しており、既にそれなりの手応えがあります。

スーツケースの修理

この数年間、荷物の多い長期旅行の際には、いただきものの、ぶつけて壊れた箇所のあるスーツケースを使用してきたのですが、しばらく前にyoutubeで、この動画を見て、すごく感心しました。

ここのところ、自分の最終的な身辺整理(人生の終い支度)に取り組んでいることもあり、本当に気に入っている愛用品のみを最良の状態で身の回りにおいておくこと(身を固めること)と、そこまででもない、「これじゃなくてもよいもの」や、「捨てるのはもったいなから持っているもの」はメルカリなどに出品して、現金化し、どんどん入れ替えていくこと、の二つに日々取り組んでおり、その流れで、このスーツケースも、きちんと修理し、自分の死ぬまで愛用し、死んだ後は、家族の誰か、あるいは縁のあるどなたかに使ってもらえる状態にしておきたい、との気持ちが強まり、修理を具体的に考えるようになりました。

ネットで調べてみたところ、
第一ボデー株式会社 – 日本全国対応、スーツケース修理はお任せください!
という国内大手の一つである修理会社が広島にあることを知り、メールで見積もりしてもらったところ、最終的には現物を見てから判断ということでしたので、先日、自分で持ち込みました。
行ってみて知ったのは、この会社の修理工場は、JR山陽本線の西広島~横川間にあり、いつも電車に乗って見ていた線路脇の建物でした。「ここって、一体、何屋さんなんだろう…」と電車のなかから考えたこともあった工場なのでした。

スーツケースの魔改造
アートギャラリー | DAIICHI BODY Suitcase Repair Factory | 第一ボデー

そうして一週間前に依頼して、昨日、修理完了の連絡があり、先程、宅急便にて自宅に届いたので、早速、開封してみました。

ついでに、スライダーの持ち手が一つ、ちぎれていたのも併せての修理で、総額(送料込みで15180円でした)

仕上がりは素晴らしく、あれだけバックリ裂けていたのに、どこを修理したかよく分からない感じです。
何処だったのかを探して、しばらく悩みました。(修理箇所に関しての一年間保証もついています)

そして、最後に、このスーツケースは実際の移動中、特徴がないので、どれが自分ものなのか判断つき難い、という問題がありましたので、修理完了に合わせてネットでステッカー(総額499円)を注文しておいたものを貼り付けました。

これにて、この仕事はひとまず完成、です。

これで、また、ひとつやるべきことが終わり、スッキリしました。
人生の旅のお供に、大切に使っていきたいと思います。