貴方が、何かほんの些細なことでパートナーに対して怒りを爆発させてしまった後で、実はそのとき、相手は惜しみない愛を貴方に与えようとしていただけだった、と云う(誤解の)経験をされたことはないでしょうか。
私たちが、自分の気にさわる相手の言動をあげつらって怒り、責めるとき、自分ひとりで勝手に怒りを選択し、喜びを感じる機会を逃しています。
自分についての気づきを深めていけば、「怒りを選ぶか、愛を受け取るか」の選択が、どの瞬間にもできることが分かるでしょう。
怒りは、自己正当化、裁き、判断があるとき生まれます。
怒りと云う生理的な反応の持続時間は、実はわずか数分ほどです。
それを長く引きずっているのは、私たちの瞬間瞬間の(継続させることの)選択によります。
あらゆる怒りの場面には、気づきと恩恵の機会が隠されています。