当時、私は福井県に住んでおり、あの朝、何か月か振りに東京に出る用事があり、高速バスにて、早朝浜松駅着。
品川から新宿、丸の内線で中野新橋駅を7時前に下車。
知人宅でしばらく仮眠を取って、9時前に再び中野新橋駅に行くと、なぜか入り口にロープが張ってあり、入れず。
仕方無しに中野坂上駅まで歩いて丸の内線に乗り、霞ヶ関駅を通過(電車は停止せず、駅構内では、駅員さんが何か慌てて作業していました)。
そして確か本郷3丁目で降りて、東大そばの仏教専門書店に寄ったら、本屋のおじさんがテレビ見ながら「なんか、大変だなー」と言っているので、「一体、何があったんですか?」と尋ねると、「いやー、よく分からないけど、異臭騒ぎがあったみたいだよー」との答え。
「ふ~ん」位しか、そのときは思わず。
夜になって、事の大きさを知りました。
あのとき、もし1時間ずれていたら、私の人生も全く違ったものであったかも知れないな、と云う思いと、もう15年が経ってしまったか、と云う思い。
また、加害者・被害者、事に関わった多くの人たちの、そこまでと、その時と、その後と、また「宗教という問題」と、様々なことを考えながら、この、良くできていると思われる映像作品(→リンク先から削除されました)を見ていました。