『進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義』

『進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義』
進化生物学的なものの見方・考え方とは、どういうものなのか。
ドーキンス進化論の入門書としてもオススメです。
楽しく、分かり易いレクチャーなので、中学生以上なら、難なく読み進められると思います。
ただし、多用される図版を使っての説明が、非常に見え難く、分かり難いです。
そこだけが残念です。
書評 「進化とは何か」 – shorebird 進化心理学中心の書評など
『進化とは何か?』by 出口 治明 – HONZ
書評:『進化とは何か』 – ライフネット生命会長兼CEO 出口治明の「旅と書評」

シモーヌ・ヴェイユ 『超自然的認識』より

哲学本来の方法は、解決不可能な問題を、その解決不可能のままに、明白に理解し、次いで余分のものを混じえず、それらの問題をじっと飽くことなく、何年間も、どんな望みも抱かず、ただ待望しつつ注視し続けることにある。
超越的なものへの移行が果たされるのは、人間の諸能力―知性、意志、人間愛などが、ある限界に打ちあたり、その人が境界線上にたたずんで、その向こうへは一歩も進めず、しかもそこから引き返そうともせずに、自分が何を望んでいるのかもわからないで、緊張のうちに、ただ待ち望んでいる時である。
これこそは、極度の屈辱の状態である。屈辱の状態を受け入れることのできぬ人には、ついに不可能な状態である。

森信三 『一日一語』を読む 1月

 一月一日
「人生二度なし」 これ人生における最大最深の真理なり。
 一月二日
つねに腰骨をシャンと立てること― これ人間に性根の入る極秘伝なり。
 一月三日
天下第一等の師につきてこそ人間も真に生甲斐ありというべし。
 一月四日
逆境は、神の恩寵的試練なり。
 一月五日
絶対不可避なる事は絶対必然にして、これ「天意」と心得べし。
 一月七日
求道とは、この二度とない人生を如何に生きるかーという根本問題と取り組んで、つねにその回答を希求する人生態度と言ってよい。
 一月八日
これの世の再び無しといふことを 命に透(とほ)り知る人すくな
これの世に幽(かそ)けきいのち賜たびたまひし 大きみいのちをつねに仰ぐなり
 一月九日
「天地始終なく、人生生死あり」― これは頼山陽の十三歳元旦の「立志の詩」の一句ですが、これをいかに実感をもってわが身に刻み込むかが我々の問題です。
 一月十日
幸福とは求めるものでなくて、与えられるもの。
自己の為すべきことを人に対し、天からこの世において与えられるものである。
 一月十一日
一切の悩みは比較より生じる。
人は比較を絶した世界へ躍入するとき、始めて真に卓立し、所謂「天上天下唯我独尊」の境に立つ。
 一月十二日
悟ったと思う瞬間、即刻迷いに堕す。
自分はつねに迷い通しの身と知るとき、そのまま悟りに与(あずか)るなり。
 一月十三日
すべて手持ちのものを最善に生かすことが、人間的叡智の出発と言える。
教育も、もとより例外でない。
 一月十五日
人間は一生のうち、何処かで一度は徹底して「名利の念」を断ち切る修業をさせられるが良い。
 一月十六日
信とは、人生のいかなる逆境も、わが為に神仏から与えられたものとして回避しない生の根本態度をいうのである。
 一月十七日
五分の時間を生かせぬ程度の人間に、大したことは出来ぬと考えてよい。
 一月十八日
やらぬ先から「○○をやる」という人間は、多くはやり通せぬ人間と見てよい。
 一月二十一日
実行の伴わない限り、いかなる名論卓説も画いた餅にひとし。
 一月二十三日
金の苦労を知らない人は、その人柄がいかに良くても、どこかに喰い足りぬところがある。
人の苦しみの察しがつかぬからである。
 一月二十五日
いかなる人に対しても、少なくとも一点は、自分の及びがたき長所を見出すべし。
 一月二十八日
「一日は一生の縮図なり」―
かく悟って粛然たる念いのするとき、初めて人生の真実の一端に触れむ。

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研修の後片付けと雪下ろしの為、宮地に行くも、突風と雪ですごい天気となる。
三十分から一時間ごとに烈しい雪と快晴が繰り返されると云う、これまで経験したことがない天気。
夜中も、煌々と光る月と白一面の降雪を交互に繰り返す。
月に照らされた雪景色が何とも美しい。
良い正月休みが過ごせました。
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http://youtu.be/Ty1BIEfR4nM
http://youtu.be/QmpJPWCpmec
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これは、3日の朝。快晴
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3日のお昼は家族の新年会です、
両親、兄弟、妹の旦那さんお二人、甥、姪が集まり、食事します。