不安なこと(展開・未来予測)を考えて、怖くなってしまうとき
そのときの、自分の身体の状態― 緊張感、脈拍のドキドキ、こわばり― などの生理的実感に意識を向け、それを味わい、それとじっくり付き合ってみる。
そうすると、それをしている間は、不安を強め継続させる思考・連想・予想が止まっているので、それ以上、不安になることは無い。
何分間がじっと味わっていると、不安は徐々に鎮まってくる。
確かに、未来において、恐ろしいことは起こるかも知れない、起こらないかも知れない。
でも、今、それを予測して怖れ、不安になっているよりも、それがまだ実現していない(何も起こっていない)、平穏な「いま」を味わっているほうが良い。
もし、未来において、その「怖いこと、悪いこと」が実現したときには、それが「事実のいま」なので、そのときには、全面的に、その感情・状況を味わい、「それである」しかない。
「それであるとき」、何も考えなくとも、生体は自動的に、より良い、より自然な状態を回復する。
多くの、不安・怖れは、未来予測に関わっている。
いま、この瞬間そのもののなかに不安・怖れがある訳ではない。
ブログ 『日々、刻々、流れるもの』
『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』
ざっと読みました。面白かったです。
『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』 野村 進
アンパンマンな話
Steve Reich – Music for 18 Musicians
「無人島に持っていくとしたら選ぶ3枚のCD」と云うのを考えてみたことがあります。
その場合、残りの2枚については結構悩むのですが、一枚目が、この「Steve Reich – Music for 18 Musicians」であることは確定で、
自分にとって、それくらい重要な曲=演奏です。
夜、寝支度をしてヘッドフォン装着で布団に入ります。
この曲を、ほどほどの音量で聞きながら、意識の焦点を、(この曲ではなく)身体、たとえば、お腹の膨らむ凹むとか、床との接触感とかに向けます。(つまり、曲自体はBGMとして、焦点を合わせないで集中する。雑念を減らす)
そうしているうちに、軽く意識が眠りに落ちますが、再び眼を覚ましたりの、寝てるか起きてるか分からない意識状態になります。(なので、疲れ過ぎているときは、すぐ寝ちゃうので適しません)
そうすると、とても面白いことになります。
1時間の至福の時間。
試してみてください。
やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
これ、山本五十六の言葉だそうですが、人に教えるときの心構えとして、良いものだと思いました。
ここまでやった上で、やっと「教えた、教えてる」と言えるもんだなぁ、と。
人生は敵ではない。あらゆる理解を超えた神秘である
これは、昔からお付き合いのある、ある方の書かれたものですが、
改めて、とても良いものだと感じます。
> 人生は敵ではない。あらゆる理解を超えた神秘である。
> 「世界は、人生は、こんな感じの厳しいものである」という、過去の経験に基づく思い込みが、私達の首を絞めているのでしょう。
> 世界をどう定義・認識するかで、心の反応の仕方が変わってきます。
> 迷悟は、周囲にあるのではなく、私達自身の心にあるのです。