『代替医療のトリック』 サイモン・シン

『代替医療のトリック』 サイモン・シン

さすがにサイモン・シン。導入から読み手の引き込み方が上手く「代替医療の批判的検証」という地味なテーマを扱っても、一気に読み進められる誘引力があります。
読んでいて、ドーキンスの『神は妄想である』を連想しました。こちらも一気に読ませる本でした。

代替医療のトリック(ブックレビュー)

レビューから

この書物の本質は、「効果があるかどうかは、いかなる分野であれ、無作為化二重盲検試験を行い、客観的に評価されるべきである」ということです。
治療法や薬が真に効果があるかどうかを客観的に評価できる現在人類が持っている方法は、「無作為化二重盲検試験」です。
批判する場合も、評価する場合もこの検査について本質的に考察するべきで、
多くの書評にあるような文学的な批評はナンセンスです。
医学における、「無作為化二重盲検試験」は現在究極の評価法であり、その結果でもって効果があるかどうかを評価すべきであり、その根本を受け入れないならば、医学や科学以前の、魔術や錬金術と同じ時代のレベルに退行することを厳密に受け止めるべきでしょう。

二重盲検法 – Wikipedia

ホメオパシーは「効果が確かめられていない」方法ですらない – Skepticism is beautiful

ホメオパシーFAQ – Skepticism is beautiful

カルトにだまされないための必須知識2 「二重盲検法」=「二重盲検試験」=「ダブルブラインドテスト」

ジャズ&オーディオ通信(from USA):オーディオと二重盲検法

最後の「オーディオと二重盲検法」は、なかなか面白い記事でした。