いまの自分(いま関心を持っている、もの・こと)

1、刀禅の稽古

長い間、切願しておりました、定期的に指導を受けられる状況が、やっと巡って来てくれまして、これから二年間は、何よりも優先して学ぶつもりでおります。
そして、その練功が、どのようなかたちで、自分がこれまで学んできたもの(瞑想やボディワーク)と繋がり、混ざってくるのか、それを、どう変えてくれるのか(どう否定してくれるのか)、何を見せてくれるのか、楽しみに取り組んでいきたいと思います。

2、進化生物学

二年ほど前から始まった興味は失せることなく、引き続き、アレコレ読み、また考えています。
比喩としてではなくて、まさに、言葉通りの事実として、この宇宙とは、一つの得体の知れない巨大な生き物の身体であり、私たち一人ひとりは、その「何か」の細胞である、と考えております。
この宇宙とは一つの生き物の身体である、と。
また、世の中(世間、社会)、(私たちの)身体のなか、脳のなかで起こっていることはすべて、自然淘汰の、進化の過程そのものであり、まさに、いま、この瞬間も、進化ゲームが展開されており、「進化の外はない」のだ、との理解も、揺らぐことなく定着してきております。
進化的な思考によって、これまで学んできた仏教的なもの(瞑想・内観)、あるいはボディワークなどが、どう見直され、理論的に組み換えられ、転換していくのか、それがこれからの自分のなかでの大きな主題であり、楽しみでもあります。

3、あい変わらず、ヴィパッサナー瞑想、内観、フェルデンクライス・メソッドなど

いかにそれを自分の日常意識に定着させ、自分の意識の常態として「使えるもの」にしていくか、と云うのは、私にとって、切実で、また、つねに新鮮な、永遠の課題であります。
(これら三つに関して)「いやー、こりゃあ大した技法だなぁー」と云う感覚は、年々強まりこそすれ、失せることはありません。

……

そして、これら三つの主題が別のものとしてではなく、最終的に、「ひとつもの」として、どう「ひとつ場所」に流れ込み、統合されていくのか、それが最終的に、どこに向かい、どういう姿に変形・変貌していくのか、それを見届けたいとの思いこそが、いまの自分の生きてる楽しみであり、原動力なのだと思います。