言い訳から始めさせてください。
一ヶ月前の地震発生時、私は屋久島で、10日間研修の指導の最中でした。
屋久島では何の揺れもなく、私が地震の発生を聞いたのは、数時間後、
「本州で地震があって、屋久島でも津波警報が出たいたけど、知ってた?」と云う、研修所のある農園のオーナーの方の言葉からでした。
はじめ、大したこととは思っていませんでした。
ちょっとした地震だろう、くらいにしか。
その後、徐々に、「どうやら大変なことが起こったようだ」と云う情報は耳に入ってきました。
テレビのないところで暮らしている私は、研修指導の合間を縫って、ネットの新聞記事と写真によって、その大まかな輪郭を掴んでいきました。
こちらのネット回線は不安定で、youtubeなどの動画は、つっかかってまともには見れません。
唯一、動く映像を見たのは、一週間以上経って研修者の方と温泉に行った際に、そこの休憩室のTVを通してでした。
そして今日、(先ほど)はじめて、
これまでの地震に関する映像のダイジェストのようなものを幾つか見ることが出来ました。
想像を絶していました。
そして、自らの想像力のなさを、そして共感能力のなさを、情けなく、恥ずかしく感じました。
私は、これまで、これ程大変なことが起きていたとは知らなかったのです。
現実は、私が文字情報と写真とによって想像していたものを、かるく越えていました。
とんでもないことが起きてしまったのだ、と云うことが理解できました。
これまで、浅はかな、表面的な記事を書いてきたことを、お詫びしたいと思います。
(今日までの記事は全て浅はかでした)
現状の深刻さ、悲惨さを理解しておりませんでした。
恥ずかしく思います。
もし、当地の方が読んでおられたなら、お詫びしたいと思います。
皆様にとって、これから長い苦しい戦いが始まるのだと思います。
私に何ができ、何が書けるか、明日より考えていきます。