質問者 私は正しくグルを選択しなければなりません。
マハラジ
正しい人でありなさい。
そうすれば正しいグルがかならずあなたを探しだすだろう。
質問者 あなたは私の質問に答えていません。どのようにして正しいグルを見いだすのでしょうか?
マハラジ
だが、私は質問に答えたのだ。
グルを探してはならない。
考えさえしてはならない。
あなたの目的をあなたのグルとしなさい。
結局のところ、グルとは終焉そのものではなく、終焉への道なのだ。
あなたにとって重要なのは彼ではなく、何を彼から期待するかだ。
さて、あなたは何を期待しているのだろうか?
(中略)
あなたはあなたに奇跡を起こすためにグルが必要だと言う。
あなたは言葉で戯れているだけだ。
ロウソクと炎のように、グルと弟子はひとつの単一体なのだ。
弟子が誠実でないかぎり、彼を弟子と呼ぶことはできない。
グルがまったくの愛であり、献身的でないかぎり、彼をグルと呼ぶことはできない。
偽りではなく、ただ実在だけが実在を生みだすことができるのだ。
『私は在る』(p447-449) http://tinyurl.com/s747u
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『アセンション館通信』2011/10/23(第394号) http://now.ohah.net/pari/ より