新たなる終わりと始まり

あけましておめでとうございます。

ここのところ、ずっと慌ただしく、お正月気分など皆無のまま元日を迎えました。

今朝、早くに目が覚めて、興味を持って追っております総合格闘技RIZINの試合結果(の後半部分)がどうなったのかな、と「【勝者と敗者】試合直後の選手の素顔に密着」を視聴しました。

敗者と勝者、それぞれ勿論、全力で人生をかけて調整してきて、自身の勝利を信じてこの日に臨み、しかし戦いである以上、一人は勝ち、一人は負ける。
負ければ、自分のプライドも未来の計画も、全てを失い泣き崩れるしかない。

しかし、そこからできることは、まず負けを負けと認め、その惨めさ・情けなさの苦しみを原動力(バネ・糧)として、もう一度自分を立て直し、いつか「あのときの負けがあって良かった。あの経験のお陰で、自分は自分の駄目なところ、自覚できていなかった奢りに気づけて、もっと真剣に努力して、少しはマシな自分になることができた、成長することできた。あのときの惨めな負けに感謝している」と言えるところまで努力するしかなく、それがなければ、ただの負けでしかない。

人生で味わう、みじめな敗退の苦みを、どうやって自分を高め磨くきっかけ(燃料)に転化できるか、そういうことしかないのだなー、と改めて感じました。

自身も、そう在りたい、と強く願います。

本年も、どうぞ、よろしく、お願い申し上げます。

(画像は、昨日、仕事で訪れた観光地側の宮島でのひとコマ)