「心と身体のつながりが良い」と云うのは悪いことではないのですが、
いま逆に、悪い形で「心が身体に影響する」と云う事態が起こっているように感じます。
それは、放射線とか被曝とか云う問題です。
「自分が吸っている空気の中に微小ではあれ、これまでより多い放射性物質(毒)が含まれている」と知った心は、その「身体に悪いものを取り込んでいる」と云う思いによって、自分の身体に実際に、不調を生み出します。(つまり「脳内被爆」しちゃう訳です)
これは特に瞑想などに親しんできた、心と身体のつながりを良くする訓練をしてきた人に強く出る現象で、その方にしてみれば、明らかにここのところ自分の体調は悪い、これは気分とか思い込みではなく、明らかに調子がおかしい、と感じるので、他の方より過剰に危機感を感じます。(そして、政府の情報統制とか東電による隠蔽とかを信じたくなります)
また、その際に、不安でありながらもどこか、外の人が感じられない微細な変化を感じられる自分の感受性を誇るような感情も混じり、そのことから目を離せません。
これは実際には、「心と身体のつながりを良くする訓練はしたけど、逆に、心を身体に干渉させない、スイッチを切る、妄想に反応させない訓練ができていない」と云うことでしかないのですが、それは今言っていても仕方ないので、効果的な瞑想法を紹介ます。(これは特に、2の現実世界にいる方にオススメします)
放射性物質への瞑想です。
これはチベット仏教の「トンレン」と云う観法の応用で、
トンレンとは、つまりチベット仏教版「慈悲の瞑想」です。
これを、以下のようにアレンジします。
1.
現在、自分の周りの空気中に存在する放射性物質(悪いもの、有害なもの、黒い雲)を、
周りの人の分も含めて、自分の中に思いっきり吸い込みます。
2.
そして、自分のハートの中心、気づきの光によって、それを感じ尽くし、浄化します。
(無害化します、黒い雲を、明るい、まばゆい光に変換します)
3.
それを、遠くまで浸透するよう、静かに吐き切ります。周りの人に与えます。
以下、それを繰り返します。
人間放射能フィルターになったような気持ちで行ないます。
受身で恐れている状態から、主体的に存在できます。
「右の頬を打たれたら、左の頬を向けよ(差し出せ)」といいますが、
「恐れ、おびえ」から「愛、奉仕」への転換ができれば、体調は回復します。
また、おなじ瞑想を、自分の周りに漂う「悲しみ、苦しみ、怒り」の感情に対して行なってください。
これを行なうことに対する自分のなかの抵抗、恐れを見つめてください。
そして、どちらを選ぶかを決めてください。
トンレン – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%B3
心の癒しと意識の目覚めのために トンレン
http://spacemahoroba.blog134.fc2.com/blog-entry-76.html