『アシュターヴァクラ・ギータ』からの(細かい言葉使いなど)かなり適当な抜粋要約です。
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貴方(の本性)は純粋な気づき。
貴方は全てのなかに流れ、
全てが貴方のなかを流れている。
全ては私のものであり、
何一つ私のものではない。
なぜなら、真我は純粋な気づきに他ならないから。
賢い人は、全てが彼自身のなかにあり、
彼自身が全てのなかにあることを知っている。
智慧ある人は真我を知って、人生と云うゲームを楽しむ。
愚かな人は、重荷を背負うロバのように、この世を生きる。
何と彼は稀有な存在だろう。
自身が真我であることを知り、
ものごとが起こるにまかせ、行為する。
そして、決して恐れを知らない。
彼は自分が「二の無い一なるもの」、
全創造物の主である真我であると知っているのだ。
喜びや悲しみ、希望や絶望、生や死を通り抜けようと、
貴方は、変わることのない一なるもの、
貴方は常に満たされている。
私は、気づきそのもの、
それ以外の何ものでもない。
世界はマジックショー。
だが私には、
何ひとつ受け容れるものはなく、
何ひとつ手放すものもない。
全てのものごと(苦しみ)は立ち現れ、移り変わり、過ぎ去っていく。
それに気づけば、何も貴方をかき乱し、傷つけるものはなく、
全てのなかに私は在る。
それに気づけば、全ての想いは消える。