この方の作品は初めて読みましたが、かなり上質な日本語SFでした。
どの短編も、いかにも実現可能そうな現実味のあるアイデアを基にしているところに特徴があります。
オススメです。
沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA) 野尻 抱介
投稿者: 霊基
3/2 戻りました(蒸気機関車)
鹿児島から大野浦(広島)まで、青春18切符を使って、一日かけて戻りました。
途中、蒸気機関車の展示を見学。
圧倒的な存在感(鉄の塊感)と、細部に渡るデザインの完成度に痺れました。
股関節の基礎的な解剖学
Pistis Sophia
2/15
たとえば、嫉妬
自我(思考、記憶、比較)があるから、(たとえば)嫉妬が起こります。
その意味では、「嫉妬」は幻(蜃気楼)のようなものです。実体がない。
しかし、一旦、嫉妬と云うものがある強度を持って成立してしまうと、それは現実に存在するもの(法)になります。苦しいです。
その嫉妬を、見ている自我なしに(思考・イメージ、変えようとする心なしに)観察するなら、その「嫉妬」だけが、実在であり、真実であり、それしかありません。
そのとき、その嫉妬と名付けられた感情そのものが、自発自展して、真理へと変容します。
それが嫉妬によって嫉妬を越える道であり、いわゆる仏教の行き方です。