生齧り

自分など信用しないこと。
自分の欠点を知るためには、手伝ってもらうがいい、すべての友とーすべての敵に。
生齧りの学問というのは危ないものだ。

(アレグザンダー・ポープ:文、川本皓嗣編『新編 イギリス名詩選』岩波文庫、P111)

初めて仰ぐ雲や山は、これが最後の雲や山かと見える。
だがやっとそこまで来ても、行く道はいよいよ遠く、難儀は増す一方なのを見てとって、人は身震いする。

(P113)

本の猪 – note