図書館で借りた本ですが、この本は「大当たり」でした。
「風邪の効用」とか良く聞く話しですが、この本の前半部分では、その手の話を「進化生物学」「進化医学」の立場から進めていきます。
更に、そこに留まらぬ興味深い視点と話題が最後まで次々と繰り出されてページ捲るのにワクワクする本です。
進化生物学の視点を宗教的な事象(輪廻という観念や、自然現象の後ろに意味(意思)を見出そうとする人間の傾向性など)に当てはめて考えてみることを思いました。
今の時点で、今年のベスト3に入る、色々なことを考えさせてくれる、良い本です。
『病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解』
ランドルフ・M. ネシー, ジョージ・C. ウィリアムズ
病気はなぜ、あるのか
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0759-5.htm
進化医学 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%8C%BB%E5%AD%A6
『病気はなぜ,あるのか?』 – 本を愛する医者のブログ
http://d.hatena.ne.jp/nakamurakaoru/20080814/1218698294
病気はなぜ、あるのか – めざせ、ブータン
http://blog.goo.ne.jp/pgpilotx/e/6cb14d7334434a12872da545d9eca4bd
病気はなぜ、あるのか(進化医学による新しい理解): 治験おすすめ書
http://horai-med-book.seesaa.net/article/46385128.html