内なる井戸を掘る

いま私たちに必要なのは、自身の内なる井戸を掘るための具体的な方法論 ・マニュアルであり、あとは、それを使って実際に自らのなかの手入れされず埋もれてしまっている古井戸を掘り起こすことだけです。

その気づきによる井戸を自身の意識の中核に打ち抜いたとき、
私たちは、すべての井戸が根っこのところは同じ一つで、繋がっており、常に同じ水が湧いていたのだ、と理解します。

ただ、それぞれの井戸によって、地質の違いとか、汲み取りポンプの錆の味とか、
手入れを怠っての苔の味とか、色々味が変わる要因を持っていただけなのだと。