最近、闘病記に興味を持ち、読んでいます。
良い本でした。
『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』
投稿者: 霊基
『病の皇帝「がん」に挑む』
華叟宗曇(一休の師)の遺頌
摘水摘凍 七十七年
一機瞥転 火裡に泉を酎む
不安な考えごと
不安なこと(展開・未来予測)を考えて、怖くなってしまうとき
そのときの、自分の身体の状態― 緊張感、脈拍のドキドキ、こわばり― などの生理的実感に意識を向け、それを味わい、それとじっくり付き合ってみる。
そうすると、それをしている間は、不安を強め継続させる思考・連想・予想が止まっているので、それ以上、不安になることは無い。
何分間がじっと味わっていると、不安は徐々に鎮まってくる。
確かに、未来において、恐ろしいことは起こるかも知れない、起こらないかも知れない。
でも、今、それを予測して怖れ、不安になっているよりも、それがまだ実現していない(何も起こっていない)、平穏な「いま」を味わっているほうが良い。
もし、未来において、その「怖いこと、悪いこと」が実現したときには、それが「事実のいま」なので、そのときには、全面的に、その感情・状況を味わい、「それである」しかない。
「それであるとき」、何も考えなくとも、生体は自動的に、より良い、より自然な状態を回復する。
多くの、不安・怖れは、未来予測に関わっている。
いま、この瞬間そのもののなかに不安・怖れがある訳ではない。
『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』
ざっと読みました。面白かったです。
『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』 野村 進