生齧り

自分など信用しないこと。
自分の欠点を知るためには、手伝ってもらうがいい、すべての友とーすべての敵に。
生齧りの学問というのは危ないものだ。

(P111)

初めて仰ぐ雲や山は、これが最後の雲や山かと見える。
だがやっとそこまで来ても、行く道はいよいよ遠く、難儀は増す一方なのを見てとって、人は身震いする。

(P113)

アレグザンダー・ポープ、川本皓嗣編『新編 イギリス名詩選』岩波文庫より

本の猪 – note

ダーウィンの危険な思想

自然淘汰による進化という考えは、直ちに、生命、意味、目的といった領域と、空間と時間、原因と結果、メカニズムと物理的法則といった領域を、一撃のもと、一つにしてしまう。

進化の理論は、ただの壮麗な科学的観念などではない。
それは、危険な思想なのだ。

自分を知る

神よ、与え給え。

他人(ひと)が私を見る(知る)が如く、自身を見る(知る)ことができる能力(眼)を。