極限状態にある(男性の)方へ。
夜寝てて、寝れなくて、ホントに不安で、不安定で、確実なものが何もなくて、何かにすがりたくて…
そんなときは、横たわったまま、横向きに丸まって団子虫のようになって、自分のズボンか下着の中に両手を入れて、素手を自分の太ももの間に挟むか、あるいは金玉を握って眠るといいです。
これは、なぜか人の心を落ち着かせます。
海で遭難して救命ボートで漂流した方の話、
雪山で遭難して、最後一人生き残った方の話、
そして私自身の過去の体験から、
この行為(姿勢)は、危機的状況におかれた人間と云う生き物の
最後の自己防衛(維持)反応なのだと考えます。
これを読む以前に、既に気がついたら、その体勢で寝ている、
と云う方も居られるかも知れません。
本当に安心して、
せめて眠るときだけでも心暖かく守られて休みたいと云う方、
試してみてください。
寝る前に、腰や背中の体操をしてから眠ると、熟睡し易いです。
また「耳栓」をうまく使うと睡眠の質を上げられます。
どうにか手に入れてみてください。
必要ならば送ります。
reiki@artofawareness.jp
ブログ 『日々、刻々、流れるもの』
気づきの言葉
人間、どん底に突き落とされたら肚が据わる。
逆境に置かれて、はじめて真の勇気が湧いてくるものである。
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神道の根本は「みそぎ」と「祓え」であるが、
祓っても祓っても、又湧いてくる己が心の罪けがれには、唯々驚くばかりである。
罪けがれとの戦いは、いのちがけである。 (気づきによる「みそぎ ・祓え」)
■
「一日一生」などと唱えながら、とかく心がゆるみ、すべてのことが中途半端になりやすい自分を情けなく思う。
「一日一生」ということは、明日を頼まぬ生きかたである。
かって映画の題名にあったように「明日なき人々」が、私たちなのだ。
■
夜が更けて、じっと坐っていると、窓の下で一しきり虫が鳴く。
こんなとき「どうやら一番いけないのは自分ではないか」と思えてくる。
気ままで傲慢で、そして卑怯で、何かといえば保身を考える。
すこしでも人によく見られたいと思う。
まことに救い難き俗物である。
ふと耳にひびいてくるのは「いずれの行も及び難き身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし」という「歎異抄」の一節である。
■
朝々、境内や道路を掃く、わが箒の音が、われながら澄んでいるときもあれば、濁っているときもある。
どうかすると、焦りのようなものが箒の音に感じられることがある。
そんなときは「これは、いかんな、今日は気をつけなければ―」と思うのである。
■
無私無欲の人こそ、この世の中で最も強い人である。
■
言葉の布施を惜しんではならない。
ちょっとした、あたたかなひと言を、人は喜ぶものである。
殊に、老人と病人は―。
心なきひと言に、深く傷つくのも老人と病人である。
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人間、ほんとうの力は、泣く涙も涸れてしまったところから湧いてくる。
森先生の、かってのお歌に「悲しみの極みといふも尚足りぬ いのちの果てにみほとけに逢ふ」
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上村秀雄 『歩むもの』抜粋
上村秀雄 『歩むもの』抜粋
ドイツ気象局の放射性物質の拡散分布予測図
昨晩、友人から「今日職場に、自然派の純粋な感じの人が訪ねてきて、『日本政府は、放射性物質が既に大量に漏れていることを隠蔽していて、それをドイツ気象局が暴露し、福島第一原発から出た放射性物質の拡散分布図が出ている、みんな早く逃げるか、反原発運動をしないと大変なことになる』とそこに居る人に真剣な顔で訴えかけ、それを聞いた、そこの社長的な人が激怒して『そんな話は、俺は信じない。おれは政府の公式発表を信じて死ぬなら、それで文句はない。自分の国を信じている。そんな話で人を煽るなら二度とうちに出入りしないで欲しい』と喧嘩になり、大変だった。一体何がホントだと思う?」と聞かれました。
私は、それを聞いて、「多分、(その直前にkikulogで読んだ)あの話だろうな」と思ったので、そのことを伝えましたが、同じ話を耳にされ、不安になって居られる方もいるかもしれないと思い、ここに紹介しておきます。
放射性物質拡散予測、またはシミュレーションの解釈を間違えるとデマのもと
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1302031557
この記事をコメントを含めて読んでいただきたいです。
非常に良い(まともな)議論がなされていると思います。
広瀬隆さん、武田邦彦さん
瞑想系の方や自然派の方のブログなどで、
広瀬隆さんや武田邦彦さんの発言を信頼できるものとしているのを良く見かけます。
しかし、このお二人は、クリティカルシンキング(批判的思考)関係の方からは、以前から「かなり問題がある、トンデモ傾向が強い」論客であると言われており、今回も発言の色々な問題点を指摘されております。
私自身は、そのどちらが正しいのか判断できるだけの情報を持ち合わせません。正直、何がホントか良く分かりませんが、
反論者の言葉にも耳を傾け、
冷静に落ち着いて判断するに越したことはなかろうとは思います。
昨日紹介した
kikulog
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/
の読者のコメント欄は、色々な考えの方が議論していて、
とても充実しています。
被災地の僧侶
粉雪が舞う被災地を、祈りをささげながら歩く僧侶=4日午前、岩手県山田町
写真ニュース:被災地で祈る僧侶から
http://www.47news.jp/photo/170726.php
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この写真を見るかぎり、この方は私と同じ禅宗(臨済宗)の方で、
来ている服装は、和尚さんのものではなく、修行僧(雲水)の装束ですね。
私は、この方のことを知りませんが、写真から想像するに、
在籍期間の長い現在、道場に在籍して修行中の雲水さんか、
あるいは僧堂歴の長い(道場に長く居た)方で、現在は、どこかのお寺に入って居られる方で、
(なぜ、そう思うかと云うと、来ている藍染の雲水衣が、少なくとも5年間は着込んでいるであろうほど色落ちしているからです。雲水同士では、その色合いで道場の在籍期間が推測できます。
もし、この衣が2枚目であれば、もっと長い人でしょう。)
今回の震災を聞いて、そして、僧侶であるから、テレビには映らない死者が何千、何万人も、埋もれ、放置され、死んでいくのをリアルに想像でき、そして、止めようもない衝動から、せめて供養のお経をあげようと現地入りしたのだと思います。
「坊主のお経に何の価値がある」「そんなことで、誰が救われるか」と感じられる方も居るでしょう。
それは、そうでしょう。何の価値もない行為かもしれない。
しかし、祈りとは、そんなものでありません。
あるところに無神論の大金持ちが居たとします。
常日頃から「神なんて、いやしない。真実信じられるのは、金だけだ、身内だけだ」と豪語しています。
その、最愛の娘が誘拐されました。
犯人は、このところ連続で幼児誘拐娯楽殺人を繰り返している、ある男だと分かりました。
その男は、金でも性欲でもない、ただ、退屈しのぎに子供をさらい切り裂いて殺します。
そのとき、父親は、見境なしに祈るのではないでしょうか?
「神よ、いや神でなくても何でもいい、どうか私の愛妻の娘を救ってください。
助けてください、そのためには何でもします」と、泣きながら祈り、懇願するのではないでしょうか。
そとき初めて「祈り」と云うものを知ります。
祈りとは、そういうものです。
お経も、違いはありません。
効果があるか無いか、そんなことは分からない。
ただ、已むに已まぬ感情を鎮めるために読む。
それにお経の(人の叫びの、そして踊りの)様式化される以前の一つの姿があるのでしょう。
かって、僧侶の役割とは、鎮めであったのでしょう。
被災地の貴方へ 12
身体のケアについて
現在、日々の避難生活、片付け作業で、体中が傷と打撲傷だらけで、
首、肩、背中、腰などはガチガチの状態であられると思います。
そのようなときには、お酒の一杯でも飲んで、ゆっくりお風呂につかるのが私たちが自然に身につけているリセット法、疲れへの対処法なのですが、現在、それもままならない状態であろうと思います。
私が今思いつくかぎりでの、
被災地で可能な身体のリセット法・緩め方・手入れの仕方について書いていきます。
まず、即効性がある技法としては、胴体力(伊藤昇氏開発)の2人組みの抵抗運動が思いつきます。
これについて、言葉で説明するのは難しいので、どうにか動画を作ってみたいと思います。
本で言えば『胴体力入門』に書かれています。手元に二冊あり、送付できます。
私が期待することは、フェルデンクライス、アレクサンダー・テクニック、ロルフィング、胴体力、その他の、有効性を持ったボディワーカーの方たちが、今回の被災者のために、動画や無料配布のDVDなどで短時間で可能な簡易な運動・体操を無料配布されることです。
それぞれが持っている、とっておきの技を提供できれば、過酷な状況で作業されている多くの方の助けになると思います。
ウチから出せる「とっておき」の技法は「クリアリング」と云う技法です。即効性あります。
これは、言葉で説明するのは難しいので、できるだけ早く動画でとってアップしたいと思います。