戻りました

昨夕、36日振りに、無事、屋久島に戻りました。
今回も、内観、瞑想(今回は、禅宗の接心)、ボディワークと、学びの多い旅でした。
この旅に掛かった費用の全てを、研修者の方々からのお布施によって賄わせていただきました。支えて頂いていることに感謝します。
また、指導をして下さった多くの方々にも感謝の気持をお伝えしたいと思います。
これまで私は、研修のなかで多くの失敗を犯してきました。
この失敗には、研修者の方が気づいていないものもあれば、
気づいていながら、黙って許して頂いたものもあります。
今後、同じ失敗を繰り返すことのないよう、気持ちを引き締め直して、
数日後から始まる研修コースに臨みたいと思います。

クリシュナムルティの言葉

瞑想とは精神を一切の不正直から自由にすることである。
不正直の原因は思考にある。
正直になろうとする思考の試みは、何かとの比較による相対的なものであり、
それゆえ不正直をまぬがれない。
一切の比較は逃避の過程に他ならず、それゆえ不正直を生むのである。
正直とは不正直の対極にあるのではない。
それは何らかのパターンに従うことではなく、
あるがままの実相を全的に理解することである。
そして瞑想とはそのような正直さの、沈黙における運動である。

身体技法とは思考そのもの

(Amazonで、ある本のレビューとして書かれていた文章です。なるほど。)
身体技法とは思考そのもの
こころの語源は「凝る(こごる)」にあると言われる、体内の気の凝りが心。
安定しているとは自分の基盤に癒着していることだ。
古武術には「我あれば敵あり、我なければ敵なし」という伝書がある。
天敵がいなくなり、人は人を殺すものだという人類の宿命を認めたうえで、
鍛えぬいた技で人にたいすることは「逆縁の出会い」において、最高の礼を尽くすことなのだ。
部分はバラバラに独立して最善を尽くして動き、結果として全体の力となるという身体技法は、より良い社会(組織)のモデルとなりうるのではないだろうか。

女が男を厳しく選ぶ理由

図書館で借りて、この数日で少しずつ読んでました。
なかなか面白い本でした。
こういうPOPな感じの本から、進化論(進化心理学)に興味を持つと云うのも悪くないかな、と思いました。
身も蓋も無い話の連発ではありますが…
女が男を厳しく選ぶ理由(わけ)
書評 「女が男を厳しく選ぶ理由」 – shorebird 進化心理学中心の書評など
サトシ・カナザワが厳しい道を選ぶ理由 [科学に佇む心と身体]

正しいグルの選択

質問者 私は正しくグルを選択しなければなりません。
マハラジ
正しい人でありなさい。
そうすれば正しいグルがかならずあなたを探しだすだろう。
質問者 あなたは私の質問に答えていません。どのようにして正しいグルを見いだすのでしょうか?
マハラジ
だが、私は質問に答えたのだ。
グルを探してはならない。
考えさえしてはならない。
あなたの目的をあなたのグルとしなさい。
結局のところ、グルとは終焉そのものではなく、終焉への道なのだ。
あなたにとって重要なのは彼ではなく、何を彼から期待するかだ。
さて、あなたは何を期待しているのだろうか?
(中略)
あなたはあなたに奇跡を起こすためにグルが必要だと言う。
あなたは言葉で戯れているだけだ。
ロウソクと炎のように、グルと弟子はひとつの単一体なのだ。
弟子が誠実でないかぎり、彼を弟子と呼ぶことはできない。
グルがまったくの愛であり、献身的でないかぎり、彼をグルと呼ぶことはできない。
偽りではなく、ただ実在だけが実在を生みだすことができるのだ。
『私は在る』(p447-449) http://tinyurl.com/s747u
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『アセンション館通信』2011/10/23(第394号) http://now.ohah.net/pari/ より