「もう駄目だ」と心が折れそうな夜に。
反応系アファーメーション
上村秀雄 『歩むもの』抜粋
抜けないトンネルはないし、
明けない夜もない、
いまがどれほど真っ暗だろうが、
それは紛れもない事実です。
闇の深さ、地獄の悶絶を味わった人にしか分からない
当たり前の日常の祝福もあります。
死に裏打ちされることによって、生はその輝きを増し、
疑獄の苦しみを経過することによってしか到達できない
人間性の開花(浄化)もあります。
どうか、行き切ってください。
すこし落ち着いたなら、以下の本も良いでしょう。
(今はまだ、きつ過ぎるかも知れないです)
『泥流地帯』
『続・泥流地帯』大正15年(1926年)5月24日、十勝岳大噴火。
突然の火山爆発で、家も学校も恋も夢も泥流が一気に押し流してゆく。
真面目に生きても無意味なのか。人生の試練に意味はあるのか。
『無手の法悦』
“大阪堀江の六人斬り”に遭遇、両腕を失いながらも、結婚、出産、離婚などを経験し、口に絵筆をとりつつ障害者自立のための活動に献身した順教尼の自伝。
痛みの再体験と、再起のために。